和歌山大学を退官してから4ヶ月が過ぎましたが、しないといけないコトがぽつぽつとあり、なかなか引越し荷物の片付けに手がまわりません。4月に和歌山大学名誉教授の称号の授与式があり、5月と6月は出張や審査会、委員会など、7月には放送大学和歌山学習センタ―で面接授業を行いました。これは関西の歴史的建築を見学する授業で、渡辺節が設計した松下会館と綿業会館、安井武雄が設計した大阪倶楽部(写真)と大阪瓦斯ビルなどでじっくりと過ごしました。つくり込んだ建築は居心地がよく、安心感があります。安井武雄の建築は明快なデザインと、それを表現する選ばれた素材で、建築の強さを感じました。 |