高砂正弘研究室
20120302_博士論文公聴会
大阪市立大学大学院生活科学研究科の博士論文公聴会が、杉本キャンパス生活科学部棟の大会議室でありました。発表したのは、谷直樹研究室の3人で、最初の大上先生と最後の増田先生とはかつての同僚で、大上先生が退職された空き室に、増田先生が入られました。さて、増田先生のテーマは「公立歴史博物館の常備展示の展開に関する研究」で、全国に58ヶ所ある公立歴史博物館の実態を調査し、その常備展示の方法を時系列で考察したもので、労作です(写真)。これからは情景再現型展示のようです。
20120227_卒業設計発表会
B棟5階にある製図室で、2011年度の卒業設計発表会がありました。4年生11人が発表し、和歌山市にある堀と町とを結びつける提案をした久木さんの「その場所は都市に属するか」と、農村集落の再生の仕方を提案した谷口くんの「変わるものと変わらないものーセルフビルドによる新しい集落のあり方ー」の二作品が最優秀となりました。奨励賞には、中島くんの「変わりゆく 変わらないもの」と出口くんの「こもり場所」とが選ばれました(写真)。
20120218_講評会
ここ数週間は、大学卒業設計の講評会が目白押しです。金曜日に関西大学が終わり(写真)、今日は京都工芸繊維大学のようです。和歌山大学は、来週の月曜日が修士論文で(10時半からA204)、水曜日と木曜日が卒業論文の発表です(何れも10時から5階学科会議室)。そして、2月27日に卒業設計の講評会があり、それが年度内最後だろうと思います。その後は、有志が作品を携え、全国で行われる他流試合へ向かいます。製図室では連日連夜、作業が進んでいます。
20120209_ハト
6階ゼミ室の隣にある研究室には、広いベランダがあります。天井板の枚数を数えると、半端もふくめて32枚あるので、ざっと15帖はありそうです。この季節は寒くて使えませんが、夏は節電でエアコンがない室内より快適です。時々、ハトが飛んできて、手摺で休んでいます。ハトが廊下などに入ってくるのに大学が困っているようで、工事業者が屋外階段にネットを張って、その侵入を防止していました。ハト以外でも、カラスやイノシシなどと人との関係をどうするかも、これからはデザインの発端になりそうです。
20120202_卒業研究発表会
大阪人間科学大学の卒業研究発表会へ行きました。はじめの実測調査に参加した貝塚市の長屋の再生計画が、どうなったかが気になっていました。その発表では、長屋がある場所に、郷土資料館や図書館、そして店舗が必要と考え、長屋をリノベーションすることになったようです(写真左から西井、小林、田中、蓮岡、市野)。それら施設が長屋の特徴を生かしているか、また、それによって地域が活性化するかなどの、疑問は多々あります。アイデアより、図面の作成などに力が注がれてしまったようです。
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