高砂正弘研究室



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 20131026_登録文化財フォーラム
和歌山県文化遺産活用活性化委員会主催の登録文化財についてのパネルディスカッションが、和歌山県立近代美術館ホールでありました。早稲田大学池原研究室の先輩で、西本ビルを所有する西本直子さんの話しを聞きたかったのと、黒川紀章設計の美術館を見るのが目的です。西本ビルの沿革や、岡田信一郎との関わりから、ルネサンス様式の意匠が用いられていることなど、興味深い話しでした。全国と比べて和歌山には登録文化財が少ないようです。これで県民の意識が高まればよいのですが。

 20120921_九度山町実測調査
宮川先生のゼミで九度山町の民家を実測調査すると聞いたので参加しました。午前中は大高水道設備で、道路に面した縁側の一部に事務所が増築され、台所が改修されていますが、外観の格子や田の字の間取りは健在です。午後は野上化粧品店で、こちらも台所とお店を改築されています。もう営業されてなく、絵などの展示に使われているので、蔵と一体のギャラリーをつくれば素敵だろうと思いました。写真は野上さんのお孫さん(丸山尭司さん)が送ってくださった福永さん(右)と大上さん(左)の活躍シーンです。丸山さんが配信されている「YouTube九度山チャンネル」もご覧下さい。

 20120914_名古屋大学豊田講堂
日本建築学会大会が名古屋大学でありました。9時からの司会と、1セッションあけての発表があったので、その前日から名古屋へ行きました。そして、はじめて豊田講堂を見ました。1960年に建てられ、2008年に改修工事が行なわれていますが、外観は当時のままで、室内はロビーなどは広くなり快適です。もちろんデザイン・ポリシーは引き継がれているので、まったく違和感がなく、むしろ良くなっています。京都会館もこのような改修であれば大賛成です。

 20120620_加太
和歌山市西側の海沿いにある加太へ行きました。この集落にある淡嶋街道沿いの民家の景観を調査する下調べと、関係者への挨拶が目的です。加太は古くから瀬戸内海の玄関口として栄え、江戸時代には紀伊国屋文左衛門が江戸へミカンを運ぶ船を出すなどの港町として栄えたようです。そのため、常行寺からはじまり淡嶋神社までの数kmには、本瓦葺きに格子の立派な外観の民家が点在し(写真)、豊かな景観を残しています。ただ、空家が多く、建替えられた新建材の建物も目につきます。記録に残す、最後のチャンスかもしれません。

 20120613_九度山町
九度山町役場の隣に移築された営林署と(写真)、その南側にある木造の紡績工場を実測しています。数週間に一度、数人で出掛けるのですが、規模が大きく、高さが高いので、なかなか作業が進みません。漸く、紡績工場の平面図が形になりはじめたところです。

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