高砂正弘研究室



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 20150228_最優秀は「古墳空間」椛島さん
2014年度の卒業設計講評会がありました。場所は、和歌山市福町28にあるまちづくりプロジェクト室で、2時から5時までが発表と審査で(写真)、その後、表彰と講評です。ゲストとして東京工業大学の塚本准教授に参加いただき、7人が発表しました。結果は、椛島さんの「古墳空間」が最優秀で、的場さんの「連(れん)空堀東地区活性化に伴う長屋再生型複合施設の提案」が2位、森野さんの「inside-outside」が3位となりました。JIA和歌山地域会や建築士会のメンバーなど約60人が参加し、会場は満席で、立ち見もあり、和歌山地域会が選んだJIA賞は的場さんが受賞しました。

 20150221_第1位
第5回ものつくり大学21世紀型木造住宅建設フォーラム設計競技に応募した「西向きの家」が新しい伝統構法の家2014一般の部で第1位になりました(http://www.iot.ac.jp/building/21c_house/compe2014.html)。その表彰式と懇親会が、埼玉県行田市にある「ものつくり大学」であったので、行ってきました(写真)。東京上野から高崎線の普通電車で約1時間で吹上に到着し、そこから徒歩15分でキャンパスです。ものつくりをトレーニングする工場のような大きな作業場もあり、コトよりモノ、とくに伝統的な木造建築を残さなければという姿勢が強く感じられました。建設学科の先生方には、たいへんお世話になりました。

 20141205_建築士がいっぱい
二級建築士試験の合格者が発表されました。私のゼミでは3人が受験し、全員が合格。そんなに簡単な試験では無いはずなのに。合格したのは、M1の谷村くんと和田くん、B4の椛島くんです。さらに昨年、合格したM2の増家さんと、一級建築士の私を加えると、5人の建築士がいるゼミとなります。町にある小さな事務所よりすごい。住宅ぐらいなら、さくさく設計できるので、いつでもお知らせください。ところで、週末に百人町にある新宿ホワイトハウスへ行きました(写真)。磯崎さんが設計した小さな住居とアトリエで、それを改装してカフェになっています。素朴で端正なプロポーションが、心地よい空間です。

 20141123_有田市山本家
日曜日で、大学は学園祭だったので、有田市にある山本家を見学しました。十二代当主の山本貞人さんに家系を、元和歌山県文化財センターの鳴海さんに建物を案内していただきました。敷地東側の道に面した桁行約40メートルの長屋門は圧巻です(写真)。六代の山本才兵衛貞信が19世紀前後に建てた主屋は、正面に6帖ほどの式台があり、十代紀州藩主徳川治宝が何度も訪れたそうです。築200年で、空家だったこともあり、老朽化と痛みは激しく、補修は喫緊の問題だと思われます。一般での利用は考えにくい場所なので、官庁主導で補修を行ない、有田市観光ポイントに加えて、ぜひ残したい住宅遺構です。

 20141101_住宅特集
新建築住宅特集11月号に「西向きの家」を発表しました。浜松市につくった二世帯住宅で、建築主の希望で和風の建築としました。居酒屋のような民芸風にはならないように、和風の良さを生かしながら、周辺環境から生活空間を切取り、そこに現代の手法や構成を組込みました。天竜杉と焼杉、リボスの自然素材を使い、安心して暮らせる自然な住まいをめざしています。掲載はp. 64からp.71で、プロフィールはp. 165、工務店紹介はp. 162です。写真は最終校正誌ですが、掲載誌の写真と一ヶ所だけ違います。さて、どこでしょう。

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